31歳未経験からプログラミングの学習を開始してエンジニア転職できた自分が行ったプログラミングの学習方法と各方法のメリット・デメリット

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こんにちは!!

OCAの大類(おおるい)です!

今回は、プログラミングの学習方法と各方法のそのメリット・デメリットをまとめました。

主には未経験からプログラミングを学習して、Web業界に転職したい方向けの内容となっています。

自己紹介

前回の記事でも書かせていただいたのですが、改めて自己紹介します。

2023年度「おおいたITプロジェクト」に参加。

・31歳未経験からプログラミングの学習を開始し、エンジニア転職。

・現在、大分県杵築市に在住。

ここでちょっとだけ、今住んでいる杵築市の紹介をさせてください!

・家賃がとても安い。

海が綺麗。山もある。

生活する分にはお店にも困らない。

お店の人とか住民がおおらかで優しい。

家賃は本当に安くて、IRで家賃1万円台の物件が沢山あります。

自分の現在の 家賃は1万5000円です!8畳あって、そこそこ綺麗です!

求人数は市街地に比べて少なめですが、大分県への移住を検討されている方は、ぜひ杵築市を候補に入れてみていただきたいです!

プログラミングの学習手段

ここから本題の「プログラミングの学習方法」についてです。

今回は、以下の4つの学習方法をご紹介します。

① 「本」で学ぶ

② 「動画」で学ぶ

③ 「学習サイト」で学ぶ

④ 検索(作りたいものを調べながら作る)

自分も上記の方法をひと通り試しました。

その経験をもとに、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

①  「本」で学ぶ

本でプログラミングを勉強してみて感じたメリット・デメリットは、以下のとおりです。

 

ー メリット ー 

・知識が体系的にまとまっている。

・辞典として長く使える。

・知りたい情報にアクセスしやすい。

本の最大のメリットは、知識を体系的に学べる点かと思います。

また、目次がしっかりしているため知りたい情報にアクセスしやすいのも利点です。

そのため、学習終了後も復習がしやすかったり、本を辞典として活用することも可能です。

ー デメリット ー

・読みながらコードを書きにくい。

・プログラミングは文字の羅列のため、本だと読みづらい。

ただ、本で学習をすると、

本を読むために顔を下に向ける → PCに本のコードを書く

みたいな学習の流れになってしまうので、コードを書きにくいです。

プログラミングの学習では自分でコードを書くことがとても重要なので、それがしにくいことが本のデメリットではないかと思っています。

また、文章を読み解く力やそのための時間も必要なので、そもそも本で学習することに慣れていないと、知識の習得に苦労する可能性が高いと思います。

②「動画」で学ぶ

ネット上には、動画でプログラミングを学べる教材が沢山あります。

動画教材でプログラミングを学習してみて感じたメリット・デメリットは、以下のとおりです。

ー メリット ー

・コードを書いていく過程が見れるため、コードの意味やプログラムの流れを理解しやすい。

・動画のとおりにコードを書いていけば、ちゃんとプログラムが動くので、挫折しにくい。

・PCの画面上で再生できるので、コードが書きやすい。

動画で学習する最大のメリットは、ひとつひとつのコードの意味が理解しやすいことだと思います。

プログラムは、大量のコードの積み重ねで成り立っています。

例えば「①を定義 → ①を実行 → ①の実行結果を使って、②を定義 → ②を実行・・・」といったような流れを繰り返していくイメージです。

そのため、初心者のうちは本でプログラムの流れを最初から追っていくよりも、コードが一つづつ積み重なっていく過程を動画で見る方が、それぞれのコードの意味やコード同士のつながりを理解しやすいと思います。

また、動画教材を使うと、本よりも圧倒的にコードが書きやすいです。

PC上で教材を視聴できるため、本のようにいちいち下を向く必要がないためです。

 

ー デメリット ー

・教材のクオリティにばらつきがあるため、良い教材を探しにくい。

・復習がしにくい(知りたい情報にアクセスしにくい)。

・動画で使用している技術が古くなると、うまくプログラムが動かない。

そんな動画教材ですが、教材選びに失敗すると、あまり良い学習が出来ない可能性が高いです

ネットで購入できる動画教材のクオリティは、千差万別でした。

知識面だけでなく、講師の声や音声や画質といった部分も合う合わないがあります。

また、動画は流れを理解するのには良いのですが、ピンポイントで欲しい情報にアクセスすることが難しい教材です。

なぜなら、動画のどの部分で自分が知りたい情報を解説していたのか、視聴後に分からなくなってしまうからです。

動画を見ながら、ポイントをメモしておくという手段もありますが、コードを書きながらメモをしていくのは、効率が悪いです。

そのため、動画は本に比べて、学習後の辞典として活用するのには不向きな教材です。

③「学習サイト」で学ぶ

ネット上にはプログミングを学習できるサイトが沢山あります。

(有名どころだと、「Progate」さんとか)

学習サイトでプログラミングを勉強してみて感じたメリット・デメリットは、以下のとおりです。

ー メリット ー

・環境構築(※)が不要なことが多く、学習を始めやすい。

・見た目などにこだわっているサイトが多く、とっつき易い。

・ レベル毎に教材が用意されているため、ステップアップしている感覚を抱きやすい。

こうした学習サイトの最大のメリットは、環境構築が不要で、学習を始めやすいところです。

自分も最初は「Progate」から学習を始めました。

こうした学習サイトは、とても簡単なところから学習できるパターンが多いので、初めのうちは挫折しにくいのも良い点かと思います。

自分のPC上で開発ができる環境を整えることを「環境構築」と言います。自分のPC上でアプリやサイトを作るためには、色々なソフト等をPCにインストールしたりしないといけません。使っているPCのスペックによっては、インストールしたソフトが上手く動いてくれないことなどもあり、この環境構築が初心者にとって最初の鬼門になりがちです・・・。

 

ー デメリット ー

・環境構築など、プログラミングの周辺知識が身につかないことが多い。

・学習したことを実際の制作や開発でどう使うかのイメージがしにくい。

・サブスクの場合、解約すると復習が出来ない。

そのようなメリットがある反面、分かりやすさを重視しているので、サイトによりますが、プログラミングの周辺知識や実務で役立ちそうなポイントなどは省かれている印象でした。

また、サブスクだと解約した際に復習が出来なくなってしまうというデメリットもあります。

そのため、とりあえずプログラミングを体験してみたいという時に、こうしたサイトで始めてみるという形で活用するのが良いのではないかと思っています。

ちなみに、無料でできるサイトも多いですし、かかっても月額1,000円前後で利用できるサイトが多いので、その点も始めやすいポイントです。

④ 検索(作りたいものを調べながら作る)

この学習方法は、①〜③の方法で基礎知識を身に付けてから行うのが適切かと思います。

初心者のうちは必要な情報を取捨選択することが難しいので、何も知らないでこの学習方法を試すと、時間がかかってしまうと思われるからです。

さらに、プログラミングはすぐには解決できない問題にぶち当たることがよくあります。

この時に基礎知識を身に付けていれば、様々なアプローチが取れるのですが、そうでないと問題を解決しきれず、挫折しがちなので、注意が必要です。

ー メリット ー

・自分の作りたいものを作るので、楽しい。

・実務で不可欠な自走力(※)が伸びる。

自分の作りたいサイトやアプリを作るのは、とても楽しいです。

楽しいと学習のやる気も沸いて、どんどん調べるようになるので、結果的に多くの知識を身に付けられます。

※ 分からないことがあっても自分で調べて実装する能力

 

ー デメリット ー

・解決できない問題にぶち当たると挫折する可能性が高い

・初心者だと情報が正しいかどうかの精査が難しい

そのため、冒頭に書いた通り、基礎知識を身に付けてからこの学習方法を行うのが良いかと多います。

おすすめの学習法:過程1「インプット」

ここからは自分のおすすめの学習方法をご紹介します。

かなり主観で書いていますので、あくまで一意見として参考にしてください。

自分が初心者の方におすすめしたい勉強法は、

「とりあえず動画を見て、その動画の真似をしながら、コードを書いてみることです。

自身の経験からこの方法が一番プログラミングの知識を吸収しやすく、挫折もしにくいとのではないかと感じています。

プログラミングをやっていると「できない、思い通りに動かない」という理由で嫌になってくることがよくあります。

初心者の頃は、自分もそういうことが多かったです。

そこで、

 

① とりあえず動画を真似してコードを書く。

② プログラムを動かす。

③ なぜそのように動くのかを考える。

という流れで学習をしていました。

まずはプログラムを動かすことを意識して、動いた後にどういう流れで動いているのか、コードや動画を見ながらゆっくりと考えれば、理解できることが多かったです。

結果的にこの方法が一番ストレスがなく、知識をインプットしやすかったと感じています。

おすすめの学習法:過程2「アウトプット」

上記の流れで知識をインプットした後は、その知識を使って似たようなアプリやホームページを作ってみることをおすすめします。

この時、まずは動画を見ないで作るのがポイントです。

そうすることで、自分の理解度を実感できるので、理解できていないところは動画を見返すなり、調べて理解を深めるなりといった形で、自身の足りない知識を効率的に補完することが出来ます。

動画教材は、挫折しにくいはず

初心者の頃に大事なことは、「プログラミングを楽しみながら続けること」で、逆に避けなくてはいけないのは、「嫌になって辞めてしまうこと」だと思っています。

せっかくプログラミングをやってみようと思い立って学習を始めたのに「よく分からないけど、なぜかプログラムがちゃんと動かないから、もう嫌だ。プログラミング向いてない」みたいな考えに至り、そのまま学習を辞めてしまうことは、本当にもったいないと思います。

その点、動画教材は「プログラムが動かないから嫌になる」ということがほとんど起こり得ない学習方法だと思っています。

例外はあれど、動画の通りにコードを書けば、とりあえずはプログラムが動くからです。

自分も動画を上手く活用することで、途中で挫折することなく、実務に携わるところまで辿り着けました。

ちなみに動画教材を視聴できるサイトは、前回の記事(下記)で記載しておりますので、よろしければ、そちらの記事をご覧ください。

https://migration.oita-creative.jp/blog/689/

学習方法の最適解(大類の場合)

以下は上記の学習法を一通り経験したうえ、自分が辿り着いたプログラミング学習の最適解です。

① 動画教材の真似をして、コードを書く。

② 動画と同じような機能のサイト・アプリを作ってみる。

③ その技術に関連する本を買って眺める。

学習法のカテゴリーだと「動画」、「検索」、「本」のメリットを以下のようなイメージで組み合わせた形です。

① まずは、動画で学びたい技術の全体像を把握する。

② 学びたい技術を使用して実装することで、その技術に慣れる。

③ 本で知識を体系的に把握し、実務で困った際の辞典として活用する(※)。

※ 実際には検索をしたり、ChatGPTに聞いてみたりする方が多いですが、本を持ってると「いつでも知識を引っ張り出せる」という安心感があります。

さいごに

プログミングを独学で学習していた頃、「転職するために何をどこまでやればいいのか分からないし、本当にこの学習内容と方法でいいんだろうか・・・」と常に悩んでいて、相当キツかったです・・・。

そこで、プログラミングスクールに入ることを検討して、最終的にはこのプロジェクトに参加しました。

移住プロジェクトに参加した後は、講師の方の導きのおかげで学習の方向性に悩むこともなく、順調に学習を進めることができました!

ちなみに現在、当プロジェクトでは、

① 面談で本人のご希望を確認

② 学びたい技術等の希望がある場合、なるべくご希望に沿う形でカリキュラムを一緒に検討

③ 特にご希望がない場合には、転職したい職種に向けた課題や学習内容をご提示(※)

という流れで支援を実施しております。

※ 3の場合、どんな技術や方法を採用しているかは、以下の動画で校長の勝河が解説しておりますので、よろしければご参照ください。

https://www.youtube.com/watch?v=ImaeYzPivXA&t=1s

そのほか、記事を読んでいて気になった点などがあれば、お問い合わせからお気軽にご質問ください!

Zoomでもメールでも、ご希望の形でお答えさせていただきます!もちろん、無料です!

おまけ:プロジェクト参加者(移住者)で集まって海岸BBQ &花火しました!

(本題とずれますが、大分県に移住した後の生活イメージをご提供するため、少しだけ自身の移住後の生活について、書かせていただきます。)

 

先日、当プロジェクトに参加して大分県に移住してきた皆さん&校長の勝河の総勢10名で杵築市の海岸沿いに集い、バーベキューをしました!

(お肉食べた後、花火もしました!)

大学生の時ぶりの花火。めちゃくちゃ楽しかったです。

参加者の皆さんは、北は北海道から東京、愛知、大阪、福岡など、日本中の色んな県から当プロジェクトに参加し、移住した人達です(中には「カナダ」から来た人もいます)。

そういう生まれも育ちも年代もバラバラの人達と大人になってからゆっくりと交流できる機会は、なかなか貴重だなと思っています。

そして、こういう場で「なんで大分県に移住したのか?」みたいな話を交わすのは、とても楽しいです。

ちなみにOCAの校長の勝河は、このプロジェクトに参加者して移住した人の移住後のことも考えています。

特に大分県に知り合いがいない人のことを気にかけており、そうした人が移住後に孤立せず、誰かと一緒に食事ができる環境(機会)を作ることを大事にしています。

そのため、こうしたイベントを今後も大分県内でちょくちょくやっていくつもりです。

このプロジェクトに参加して、大分県に移住したい!移住後、他のプロジェクト参加者(移住者)と交流とかもしてみたいという方は、こうした場にぜひ遊びに来てください!

大分県で、一緒に遊びましょー!!

あなたもエンジニアになるために

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